今回はよくご質問頂くコーティングの耐久性についてお話をしたいと思います。
施工から何年持ちますか?というご質問です。
正直なところ、保管環境や日頃のメンテナンス頻度で変わってしまいます。
例えば屋内駐車場と屋外駐車場。
雨風が防げるわけですから、当然耐久性には差が出てきます。
そして時々聞かれるのが『コーティングすれば洗車しなくて良いの?』
ここはハッキリ言わせてください・・・
ダメです!(^^;;
重要なことなので文字拡大、太文字、赤文字すべて使いました(笑)
確かに未施工より汚れづらくなるのは事実ですが、放っておけば汚れは蓄積します。
そして、蓄積した汚れには様々な物質が含まれていますから、少しずつコーティング層を破壊していきます。
その中でも花粉はやっかいです。
雨などで濡れるとペクチンというタンパク質が放出します。
これを長期間放置してしまうと、シミの原因になってしまうのです。
ですから、できるだけ早めに洗車をしてあげてください。
タンパク質の除去には弱アルカリ性の洗剤をお勧めしております。
鳥糞や樹液は見つけ次第拭き取るぐらいの気持ちでいてください。
濡らしたウエスで少しふやかせば、コーティング施工車なら簡単に除去できるはずです。
拭き取ったりしたら傷が付かないかって?
その可能性はありますが、コーティング層をダメにするよりはマシです(^^;;
コーティング表面の小傷や、多少のシミであれば部分的な再施工が可能です。
しかしシミが塗装面まで達してしまうと、場合によっては再塗装が必要になります。
コーティングの被膜は強力ですが、無敵ではないということです。
この辺りのケアは臨機応変にやって頂きたいと思っております。
もし分からないことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
お金のかかるようなご提案はしません!(笑)
あとは水弾きについてです。
水玉ができる撥水が人気だと思うのですが、実はウォータースポットの原因はほとんどがこの水玉が残ることによって起こります。
そこで最近は親水といって、水がまとまって流れ落ちるコーティングも増えています。
理には叶っているのですが・・・
正直なところ、面白くないです(笑)
せっかくお金出してコーティングするんだから、洗車する楽しさや気持ち良さがあっても良いじゃないですか!
洗車をするのが楽しくなるようなコーティング。
いろいろ使ってきましたが、今のコーティングが一番気持ちが良く水を弾きます。
水玉がコロコロと流れ落ちていくので、拭き取りも楽です。
耐久性も問題ありません。
動画はうちのデモ車(父親の車を勝手にw)ですが、施工から1年経ちました。
年間の半分ぐらいは屋外に止めていますが、今もしっかり水を弾いています。
もちろん定期的に洗車していますよ!
いろいろ語ってしまいましたが、とにかく洗車は大切ということです。
わたくし元々は車屋でしたが、洗車には綺麗になることに加えて、他にも重要な役割があったりもします。
それは長くなりそうなので、また次の機会にでもお話ししますね(^^;;



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