今回はマツダのFD3Sをお預かりしました。
今となってはこの世代の国産スポーツカーは高嶺の花のような金額になっています。
歴代RX-7の中でも、このFD3S後期型は別格といえるのではないでしょうか。

スポーツ走行を好まれているようで、中身から外装まで一通り手が加えられております。

ロータリーは熱対策が重要ですから、このVマウントは当時流行りました。
というわたくしも、実は昔乗っていた時期がございます(笑)
懐かしいなぁとついつい眺めてしまいます(^^;

綺麗に乗られていますが、細かく見ていくとやはり25年選手。
塗装がお疲れ気味のところがあり、ドアの一部は退色が始まっています・・・
ここまで劣化してしまうとリペイントしか方法がありません。
いちおうポリッシュは行いますが、表面を撫でる程度にしておきます。

社外ボンネットの入り組んだ形状の部分も磨いていきます。
水が溜まりやすく、水垢などが付着しやすい場所です。

フロントバンパーの細かな部分もしっかりと磨いていきます。
ミニポリッシャーを使用しますが、それでも届かない場所は手で磨きます。

ドアの退色部分ですが、ダメ元で磨いてみたら意外と艶が戻ってしまいました!

ホイールにもコーティングをしますが、ブレーキダストなどの汚れをしっかり落とします。
スポーツパッドが入っているので、鉄粉が多めに付着していました。
洗浄後は軽く磨き作業も行なっています。

コーティングは2層で仕上げています。

艶が出たおかげで、ドアの退色している部分も目立たなくなりました。
ドアは後日リペイントする予定だったらしいのですが・・・
『もう少しこのままでも良いかな』とオーナー様の声(笑)
これからも大切にお乗り頂きたいですね!
この度はありがとうございました!
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