今回はワゴンRのコーティングをご依頼頂きました。
新車から3年ということで、走行距離も少なくコンディションは良いです。

すいません、施工前の写真を撮り忘れてしまったのですが・・・(^^;
軽自動車は塗装が柔らかいので、ドアノブ付近には少なからず小傷が付いています。
このあたりを綺麗にすると、印象がかなり良くなります。

エンブレム周り、ドアミラーの付け根付近なども汚れが溜まりやすい場所です。
汚れをしっかり除去することによって、車の輪郭がより鮮明になります。

ルーフのプレスラインは小型のポリッシャーで磨いていきます。
大型のものでは角が磨けないため、仕上がりにムラができてしまいます。
磨き屋といえば、大型のポリッシャーで磨いている姿を想像されると思います。
しかし、ひとつのサイズで仕上げることは困難。
私は最低でも3つのポリッシャーを使い分けています。

磨きの後はコーティングを塗布していきます。
今回は1層コートで仕上げていきます。
グリル周りの細かな部分にもコーティングをかけていきます。

樹脂部分がより黒くなり、とても引き締まった仕上がりになります。

細かな洗車傷も除去され、ライトもくっきりと映るようになりました。
ポリッシュは2回行っております。
綺麗な艶を出すためには、このように均等な面をつくり出す必要があります。
コーティングだけではこのような艶を出すことは出来ません。
重要なのは下地です。
また、先ほども書いた通り、軽自動車は塗装面がとても柔らかく、洗車傷などが付きやすい状態です。
コーティングを施工することにより、表面硬度が上がり傷が付きづらくなります。
純正塗装は硬度2Hほどと言われておりますが、施工後は7Hぐらいまで上がります。
目安として覚えて頂けると良いかもしれません。

完成しました!
白いボディ色は黒い部分とのメリハリが効いて、より存在感が出るようになります。
撥水型にはなりますが、水滴は転がるように流れ落ちていきます。
ボディに水滴を残してしまうと、ウォータースポットなどが付きやすくなってしまいます。
このように撥水でも、水滴が残りずらい性質のコーティング剤を使用するようにしています。
屋外の駐車場ということで、日頃のメンテナンスが少しでも楽になれば幸いです。
この度はありがとうございました!



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