今回はダイハツロッキーをコーティングさせて頂きました。
山梨に移住をしてから、業者様からもお仕事を頂いておりますが、こちらは社長様が通勤用に使用されているお車です。
社長様のご厚意により、自分の車を施工してもらいたいとお話し頂きました。
これはとても嬉しいことです!

早速お預かりして作業を開始。
まだ2年落ちの車両だけあり、全体的にとても綺麗です。
しかし通勤途中、道路に枝が飛び出している場所が何箇所かあるらしく、その干渉あとらしきものがいくつか確認できました。
いずれも軽度の擦り傷なので、この程度であれば磨きで消すことができます。

擦り傷もそうなのですが、わたくし個人的に気になるのはやはりこの塗装肌・・・
柚子肌と呼ばれますが、近年の車はこのぼんやりとした塗装肌がどうも車の輪郭をはっきりと映し出してくれないのです。

作業工程はある程度お任せ頂いたので、磨きは2回行いました。
傷の除去をはじめ、塗装面も柚子肌からツルッと鏡面に仕上がりました。
しかし背景が美しくなくてすみません(^^;;

新しいお車でも、この作業を行うと色味や輪郭がはっきりとするので、納車の時にまず気付いて頂けると思います。
磨きが終わったらいつものガラスコーティングを塗布します。
今回は2層コートを行っております。

ホイールにもコーティングを塗布しますが、その前に磨きを行います。
近年よく見るマシニング加工されたホイールですが、立体感を出すために奥まった部分は黒く塗装されています。
そしてこの塗装はひじょうに柔らかく、あっという間に傷だらけになり艶を失います・・・

ミニポリッシャーと手作業による磨きを行ってから、コーティングしております。
これでホイールの傷や汚れを極力防ぐことが出来ると思います。
このホイールもそうですが、塗装面は意外にも柔らかく出来ています。
国産車だとボディの表面高度は約2H、輸入車で約4Hと言われています。
ちなみに、これは鉛筆でも使われている表記です。
私どもが使用しているガラスコーティング剤は、完全硬化すると7Hほどまで硬度が上がります。
つまり傷が付きづらくなるということです。
綺麗になるだけではなく、保護という面でも硬化的な手段がコーティングといえます。

ということで完成しました!

ボディの輪郭がより鮮明になったと思います!

メタリック粒子も引き立つようになり、この距離から見てもはっきりと分かります。

いつものように樹脂部分にもコーティングを塗布しています。

カウル周りなどは黒さが増すだけで、かなりイメージが良くなります。
この辺りが白っぽいと、どこか引き締まりません・・・

ご納車途中の道の駅で撮影したのですが、黒さがより引き立っていて格好良いです!
各部の色味がはっきりするだけで、より車は佇まいが良くなります。
社長様にも気に入って頂き、後に展示中の中古車にも施工をご依頼頂きました。

こちらのハスラーと・・・

こちらのパレット。
パレットはすぐに売約になったとご報告まで頂きました!
この度はありがとうございました!
そして今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m
※2台はいずれも出張にて作業をさせて頂いております。業者様に限りますが、場所をお借りできれば出張作業も承りますので、ぜひお声かけください!



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