なぜWAXコーティングを導入したのか?

その他

この度、既存のガラスコーティングに加え、ワックスコーティングを導入しました。

なぜワックス?と思われるかもしれませんが、その理由を書いていきたいと思います。

今から20年ほど前になると思いますが、世の中に本格導入されたのがガラスコーティングです。

昨今ではコーティング=ガラスコーティングという認識になりつつあります。

次世代型としてセラミックやグラフェンという商品も出てきてはいますが・・・

主成分はガラスコーティングと変わりませんので、ここは正しく認識してもらいたいと思います。

ガラスコーティングはとても優秀です。

その理由は無機質という性格にあります。

日常の汚れはほとんどが有機質なので、それらを寄せ付けないということになります。

そして水を張ったような艶も魅力です。

そんなガラスコーティングが普及されたことにより、有機質のワックスやフッ素といった商品の影が薄くなっていきました。

しかし、そんな優等生なガラスコーティングにもやはり弱点はあります。

その相手は水です。

水というよりも、水に含まれるミネラル分といった方が良いですね。

これらは無機質です。

そして、このミネラル分を放置してしまうと、無機質同士で結合しやすくなるということです。

写真のようなウォータースポットというものが代表的です。

もっと分かりやすく例えると、お風呂場の鏡ですかね。

少なからずウロコ状のシミが付着していると思いますが、これと同じ現象です。

これらは一般的な洗剤で落とすことは困難です。

例えケミカルを手にすることが出来ても、知識や経験がないとリスクが大きいので一般の方にはお勧めできません。

よく『ガラスコーティングのメンテナンス』というメニューを目にしないでしょうか?

実はこれ、ほとんどがこの無機質の汚れの除去を意味しています。

日頃から洗車をしていても、残った水滴などがボディに付着して、少しずつ無機質の層を形成してしまうのです。

撥水効果が損なわれていくのはコーティングが落ちたのではなく、この無機質の層が邪魔をしていることがほとんどです。

ですから、むやみやたらと研磨に走ってしまうのは適したメンテナンスとはいえません。

わたくしの場合はメンテナンスで研磨をすることはほとんどありません。

傷だらけになっている場合は別ですが・・・(^^;;

これらをケミカルで除去してあげて、トップコートをかけてほぼ完了です。

メンテナンスで数万円なんてお見積りにはなりませんので、ご安心くださいm(_ _)m

Screenshot

そして、やっと今回の主題であるワックス登場です(笑)

もうお分かりと思いますが、こちらはガラスとは相反する有機質のコーティングです。

ガラスコーティングをメンテナンスしていれば必要ないんじゃないの?

そういったご意見があると思います。

はい、常用としてご使用されるお車であれば、わたくしもそれで良いと思います。

でも、世の中にはガラスコーティングが適さない車も存在します。

その代表がクラシックカーです。

この世代の車には『クリア層』というものが存在しません。

塗装の硬度もそこまで無いことから、強いガラスコーティングによってクラックやシミなどを引き起こす心配があります。

つまりコーティング剤そのもので、逆にダメージを与えてしまう可能性があるということです。

ではクラシックカーにコーティングは出来ないのか?

そこで有機質のワックスが登場します。

新しく出てきた商品みたいな表現ですが、むしろ原点回帰です。

クラシックカーが現役だった頃に、当然ガラスコーティングは存在しません。

誰もがカルナバを主成分とした、有機質であるワックスを使用していたわけです。

ワックスはガラスコーティングのような強固な被膜は形成できません。

絶対的な耐久性もガラスには劣ります。

しかしその反面、ガラスコーティングのように無機質の汚れが付着する可能性は低くなります。

つまり、無機質の除去であるメンテナンスがほぼ必要ないということです。

肝心の耐久力ですが、スイスバックス社は常用で半年〜1年と言っています。

しかし、クラシックカーなどの車を常用として使用する方はいらっしゃいませんよね?

普段はガレージの中や、ボディカバーを被って保管されていることがほとんどだと思います。

週末やイベントで走らせることがほとんどではないでしょうか。

そうなると、耐久力は十分にそれ以上を期待できます。

スイスバックス社のワックスには主成分であるカルナバが多く含まれています。

一般的なワックスは多くても10%程ではないかと思います。

しかし、当方で使用しているシールドは40%、ユートピアは55%にまで及びます。

さらにポリマーであるPTFEが配合されており、有機質の汚れからもボディをしっかりと守ります。

現代の車にもその効果は十分に期待できますし、何よりワックスならではの重厚感ある艶はガラスコーティングでは再現が困難です。

では、どちらを選べば良いのかというお話になりますが・・・

先ほども書いた通り、常用のご使用であればガラスコーティングがお勧めです。

というよりも、特別な条件や希望がない限り、ガラスコーティング一択で良いと考えています。

汚れから身を守るという最低条件は十分に満たしていますし、見た目の美しさも格別です。

では、ワックスはというと・・・

クラシックカーやネオクラシック世代の車がまずは挙げられます。

そして現代の車であれば、これも趣味性のある車に関してはお勧めできます。

やはり車好きであれば『見て楽しむ』要素も必要ですよね。

ガレージの愛車を眺めながらお酒飲める方には特にオススメかもしれません。

これ、ふざけてるわけではありません(笑)

車との向き合い方は様々だと思いますし、楽しみ方も様々な訳です。

何でも最先端が良いというものではなく、やはりご自身と車との向き合い方から最良を選択して欲しいと思っています。

そんな手段のひとつとして、ワックスをご検討頂いてみてはいかがでしょうか。

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